アオのハコ、13話で表紙&巻頭カラーを獲得!過去の2度目の巻頭カラーが速かった作品も含めて紹介!!

こんにちは!

今回、週刊少年ジャンプで連載されている恋愛漫画『アオのハコ』が、
たった13話で表紙&巻頭カラーを獲得しました!

今回は、短期間での巻頭カラー獲得の凄さ、
作品の面白さを今回は語っていこうと思います!

作者プロフィール

三浦 糀(みうら こうじ)

生年月日 1995年3月28日
性別 女性
『ジャンプの漫画学校』第1期卒業生

『thirst』で第91回週刊少年マガジン新人漫画賞佳作受賞
マンガボックスにて、『青空ラバー』を連載 全2巻
週刊少年マガジンにて、『先生、好きです。』を連載 全4巻

 

アオのハコ

2020年、週刊少年ジャンプに読み切りを掲載。
大絶賛され、2021年19号から連載開始。

あらすじ

中高一貫スポーツ強豪校、栄明学園。 男子バドミントン部・猪股大喜は、朝練の体育館で毎朝二人になる、一つ上の女バスの先輩・鹿野千夏に恋をする。 そんなある日、進級を迎える春に二人の距離が一変しーー 青さが胸を衝く、青春部活ラブストーリー、開幕!!ジャンプ公式サイト

青春がテーマの恋愛漫画

これまでこれといったお色気がほぼ存在せず、
運動部にスポットを当てた恋愛漫画となっている。
主人公は、ヒロインに感化され、バトミントンを本気で励むようになるという、
なんとも甘酸っぱい所が若い人からおじさんまで刺さります。
そして、女性でも安心して楽しめる貴重な恋愛漫画。
正直、ジャンプの恋愛漫画だと思わない方がいい。

作画

元々はマガジン作家なので、ジャンプっぽさがほとんどない。
少女漫画にもありそうな画風の為、巻頭カラーの際、
「これ、本当にジャンプ漫画??」
という疑問が持たれます。

ちなみに絵はめっちゃうまいです。
キャラクターがとても可愛く描かれており、
表情が豊かで読み取りやすいです。

人気が爆発

読み切りの反響がとても高く、連載していないにも関わらず、
早くもボイスコミック化!!

連載になってからは、主人公とヒロインの立ち位置がとても近いものになります。
詳しくは第一話を是非読んでみてください。

それにより、話の運びが不安になっていたが、面白さには全く影響がなく、
それどころか、読者の盛り上がりが巨大なものになり、

早くも13話目で巻頭カラー獲得!!
これには作者さんも戸惑いを隠せない模様。

正真正銘、人気で勝ち取った巻頭カラーの為、
今後の展開に注目です!!!

 

2回目の巻頭カラーが速かった他の作品

時代を遡れば遡るほど、2回目の巻頭カラーが速い作品は数え切れなくなってしまう。
何ならドラゴンボールは3話目で2度目の巻頭カラーなので、全く参考にならない。
さらに遡れば、2話の時点で2度目の巻頭カラーの作品も複数ある。
そのため、1995年以降に連載された作品のみ、紹介していきます!

1995年以降

『ONE PIECE』

2度目の巻頭カラー 12話

読み切り『ROMANCE DAWN』で人気を博し、
連載後も爆発的な影響力を誇る。
現在でも連載しており、2021年地点で1000話達成!
日本人のみならず、世界的に大ヒット作となった!

『世紀末リーダー伝たけし!』

2度目の巻頭カラー 12話

『島袋光年』先生最初の作品
5年の長寿連載の後、作者が女子高生と援助交際が発覚し、逮捕。
前代未聞の作者逮捕よる強制打ち切りとなってしまう。
『アクタージュ』の原作者『マツキタツヤ』氏逮捕による強制打ち切りがあるまで、
2020年まで、ジャンプ史上唯一の逮捕による強制打ち切り作品であった。
その為、長寿作品だったが、アニメ化は行われなかった。

『封神演義』

2度目の巻頭カラー 11話

当時、初連載を早期打ち切りで終えてしまい、
作者のネームバリューが無いにも関わらず、早々に巻頭カラーを獲得。
そして、2回アニメ化し、現在でも人気がある。
なんやかんやあって、3度目のアニメ化が期待されている。

『I”s』

2度目の巻頭カラー 8話

作者の『桂正和』先生は以前『電影少女』を連載し、大人気作家となる。
その桂先生の新連載ということで、期待が高まる。
8話、9話で2週連続巻頭カラーを達成。

『電影少女』共々、OVAが制作されたが、大々的にアニメ化はされていない。
しかし、近年ドラマが作られる程に、長期に渡る人気を博している。

『トリコ』

2度目の巻頭カラー 2話

『世紀末リーダー伝たけし!』の島袋先生が、
当時の連載中に『トリコ』の読み切りを掲載。
その5年後、再び『トリコ』の読み切りが掲載される。

当時から期待があったこと、たけしで5年の連載経験があることもあり、
21世紀のジャンプ作品で唯一2週連続巻頭カラーの猛プッシュ。

さらにプッシュも成功し、かなりの人気を博し、
6話目で3度目の巻頭カラーを獲得。

そして、島袋先生待望のアニメ化、無事にジャンプの看板漫画となった。

その後は、作品の後半で人気が落ちたものの、8年間連載をやり遂げた。

2010年以降

2010年以降、2回目の巻頭カラーを20週以内に貰えた作品は、
『アオのハコ』を含めてもわずか5作品のみ。(見落としがなければ…)

『エニグマ』

2度目の巻頭カラー 18話

今となってはそこまで知名度は高くないが、
連載当初はとても人気があった。
しかし、連載後半の大失速による打ち切り。
実は不作の2010年開始の作品で、唯一の1周年突破作品である。

『暗殺教室』

2度目の巻頭カラー 17話

『魔人探偵脳噛ネウロ』で4年間の連載経験があった『松井優征』先生の作品。

第1話から恐ろしいほどに衝撃を受けた人が多い作品。
コミックス1巻は半年で100万部売れ、異例の売り上げを誇った。
その後、アニメ化・ドラマ映画化。人気絶頂のまま、4年で幕を閉じた。

『逃げ上手の若君』

2度目の巻頭カラー 15話

『アオのハコ』より一足先に連載が始まった。
『暗殺教室』で結果を残した松井先生の作品ということもあり、
15話での巻頭カラーは、集英社によるプッシュは多少関係あると思われる。
しかし、失速することなく、現在さらに面白さが出てきたので、
今作もヒットするのではないかと予想される。

『サムライ8』

2度目の巻頭カラー 12話

『NARUTO -ナルト-』の『岸本斉史』が原作に付き、
ヒットが約束されていた作品。
全国的に滅茶苦茶な広告を行い、ゴリ押しを隠すつもりも全くなかった。

しかし、大人気御礼で12話巻頭カラーではあったが、
その時点ですでに人気はなく、
それ以降センターカラーも獲得することもなく、43話で打ち切り。
正直、人気作家でなければ、20話以内で打ち切りになる内容だった。

多くの広告、刷りまくったけど売れない単行本。
結果的に赤字を生み出すというジャンプ史に残る惨事となってしまった。

 

まとめ

ベテラン作家以外での早い段階での巻頭カラーはなかなか無く、
とてつもなく期待されていることがわかります。
ジャンプ漫画嫌いの友人も、この作品は買う予定らしいです。
もしかしたら、マンガ大賞等の賞を受賞されるんじゃないかなと思っています。
気になった方は是非読んでみてください!

単行本第1巻は、2021/8/4発売!

 

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