週刊少年ジャンプ2021年30号 新連載『レッドフード』を読んだ感想

こんにちは!

2021/6/28発売の週刊少年ジャンプで、新連載『レッドフード』第1話が掲載されたので、
感想、期待度を語っていこうと思います!

作家プロフィール

川口 勇貴(かわぐち ゆうき)

出身地 熊本
誕生日 3月17日
好きな漫画『ジョジョの奇妙な冒険』『魔人探偵脳噛ネウロ』『火ノ丸相撲』

2017年、第1回新世界漫画賞にて読切『スケルトン・ボルト』準入選!
当時の年齢は21歳だったため、現在は25歳だと思われる。※2021/6/28現在

第14回近未来杯にて読切『レッドフーズ』が受賞。
第12回受賞の眞藤雅興先生を除き、受賞者は後にジャンプ本誌で連載に結びついている。

『レッドフード』の感想

あらすじ

小さな小さなカソカ村では、人が消える事件が勃発していた。
原因は、『人狼』の仕業。
村の少年『ベロー』も両親を人狼によって奪われてしまった者の一人である。
もとは人狼は人間であるが、ある日突然食人衝動に目覚め、
やがては人肉を喰らう怪物となってしまう。

そこで、『赤ずきん』という伝説の狩人が設立した『狩人組合』に人狼退治を依頼することに。
しかしそこにやってきた狩人はどう見ても少女であった。名は『グリム』。

狩人グリムと出会ったベローは、今後の人生を大きく変える転機が訪れる。

ストーリー性(ネタバレを少し含みます)

1話はとても面白く読めたのだが、今後の展開が全く想像ができない。

少女はなぜ戦闘時に大人の姿になるのかがわからないので、その設定を上手に処理できるかが見物。

1話の時点でベローには何の能力もない。
バトルがメインになるならば、物足りなさが出てしまうのではないかと不安要素がある。
グリムも人狼のおなかの中にダイナマイトを仕組んだ程度で、これといった戦闘模写はない。

恩人である村長のあっけない死は、非情な世界では現実味はあるが、
もう少し何か展開が欲しいところではあった。
もしかしたら2話以降に村長の話が出るのかもしれないので、今後に期待。

作画

絵はかなり上手い。

主人公の可愛さ、ヒロインの大きくなった姿はかなりのエロみがある。

人狼はファンタジー要素がとても高く、見方を変えればとても可愛い。

僕のヒーローアカデミアの堀越先生の絵に近い。
後々調べたところ、堀越先生のアシスタントをしていたことが発覚。

初連載だが、非常にレベルが高い。

期待度

評価 6/10点

1年間生存予想 35%

1話の出来自体悪いものではないが、物足りなさを感じてしまう。
ただ、隠し持っているカードはまだ充分あると思われる為、
ここから化ける可能性は十分ある。

まとめ

現在連載している『アメノフル』『クーロンズ・ボール・パレード』
そして、今号をもって打ち切られてしまった『アイテルシー』
正直3作品とも面白いと思える内容ではあるが、10週やそこらで掲載順最下位まで落ちてしまった。

若手の作品が1作目から評価されるためには、やはりインパクトに残る何かが欲しいところ。

実際、ここ10年の近未来杯受賞者の初連載はすべて短命で終わっています。

魅力的な作品に成ることを期待しています!!

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